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エントリーシート(ES)ってなに?必要なの?履歴書とは違う?

2021.06.09

エントリーシートは、私が就職活動をしていた頃はなかったものです・・・W
私も正直エントリーシートの必要性やエントリーシートそのものがよくわかっていません。そんなエージェントっているの?って思われるかもしれませんが、許してください!

エントリーシートは薬局とは限らす、メーカーや一般企業では当たり前の採用ツールになっていて、面接の事前情報に活用したり、書類選考に使われたりしているので書き方などについてある程度対策はしたほうがいいかもしれません。ただし、会社規模、業態によってはエントリーシートの提出が無い場合も多いので、エントリーシートの記入に気をとられなくてもいいではないかと思います。

ここでは、調剤薬局、ドラッグストアの就活をする方を限定してお話しますね。

大手調剤薬局チェーンは、説明会に参加し、その後選考を受ける場合にエントリーシートの提出を求める会社が多いですかね。エントリーシートは、選考を受ける段階に指定のエントリーシートをホームページからダウンロードしたり、メールで送られてきたりなど様々です。会社が採用の際に必要とする内容なので、各社によって記入事項は変わってきます。ただ、どこも似たりよったりの内容かなぁ。
似たり寄ったりの内容は、履歴書では足りない内容を記入してもらうという感じです。例えばですが、「なぜ薬剤師を目指したのか?」って言う内容は履歴書にはありませんよね。ありきたりの質問でありますが、履歴書に項目がなく面接時に聴くことを、先に聴いておくためのツールとなります。書類選考でふるいにかける場合に利用しています。

中小薬局でもエントリーシートの提出をお願いする会社も増えてきています。ただし、エントリーシートを使わない中小薬局の会社はまだまだあります。そのような会社は、履歴書で十分、面接でしっかりと薬学生の気持ちを聴いて合否の判断をすればいいとしています。

では、エントリーシートで何を基準にして書類選考するのでしょうね??

一昔前だと、手書きで提出すると字が汚い(読みにくい、丁寧では無い)などで判断される可能性はありました。丁寧さって大切ですからね。でも今はPCやスマホで入力した文字ですよね。本人が書かずに他の人にお願いして書いてもらってもわからないですよね。字の汚さだけではなく、文体などもごまかせるということです。手書きのエントリシートなら合否の判断をつけることができると思うのですが・・・、って思うとエントリーシートの意味はなんだろう?って思ってしまいます。
要点は、「しっかりと会社のことや薬局のことを理解して選考の意思があるか」の確認です。きれいごとをつらつら書いても、会社のことを十分理解していないと判断すれば書類選考の段階で不合格とされます。入社して何をしたいのか?何を目指しているのか?自身の薬剤師像と会社の薬剤師像が一致しているのか?などなどが丁寧にわかりやすく伝えられているかですね。

一昔前に「コンピテンシー採用」という言葉が流行りましたが、流行りだけでなく採用では必要なことです。あなたの核となる考えや軸となる考えを見抜こうとするのがエントリーシートだと思います。そこまでのことを考えてエントリーシートを提出させている薬局がどれくらいあるのかはわかりませんが・・・。

エントリーシートを基に面接をされる場合は、面接前に受験者の考えていることなどが先にわかるため、面接がしやすくなるという利点があります。そして、記載している内容と面接時に話をしている内容にブレがないかなど本質を見抜くために使うことができます。よって、多くの質問事項をエントリーシートで聴くことや、記載欄の文章量が多い場合は本気度を知ることもできます。本気度がなければ文章量も内容もブレがないように書くことができないですからね。また、面接でアルバイトの経験や取り組んできたこと、部活動のことなど聴かれますが、エントリーシートに記載されていることと、あなたの経験にブレがないかということも確認されるためにも使用されます。

面接が「圧迫面接だったから嫌な会社」「ブラックな会社」と言う薬学生や求職者をよく見かけますが、圧迫ではなく、真剣にあなたのことを見抜くために、エントリーシートや履歴書と比べながら真剣に面接をされるので、圧迫になってしまうということもあります。だから嫌がらずに!

エントリーシート対策、履歴書対策、面接対策と薬学生のみなさんは気にされていますが、本当の自分を伝えることができれば大丈夫です。
このような相談を受けた時は、「気にするな、自分を出せれば十分!」って伝えています!
いつでも相談を受け付けてますのでお気軽に!